「山口ゆめ花博」開幕



100品種20万鉢の色とりどりの花が迎えてくれる「花の谷ゾーン」

 第35回全国都市緑化山口フェア「山口ゆめ花博」(県、都市緑化機構など主催)が14日、山口市阿知須の山口きらら博記念公園で開幕した。「山口から開花する、未来への種まき」がテーマで、県の明治維新150年プロジェクトの中核イベントに位置付け。県内で栽培・開発された1千万輪の花が会場全体を彩る。11月4日(日)までの52日間の会期中、50万人以上の来場を目指している。

 会場は「森のピクニック」「庭のパビリオン」など8つのゾーンに分かれる。6つの有料エリア内には、日本一の長さの竹製コースター、日本一高い木のブランコといった「日本一」に挑戦した遊具をはじめ、幕末・明治期に活躍した郷土の先人たちの「志」や「行動力」をVR(バーチャルリアリティー)で学ぶ「維新体験館」などが設けられている。
 メーンの「花の谷ゾーン」には、県オリジナルのユリ「プチシリーズ」やリンドウの「西京シリーズ」、希少品種のペチュニア「黒真珠」、同会場にしかないパンジーなど約100品種の花々が所狭しと植栽されている。2つの無料ゾーンでは、森づくり体験や芝生広場を使ったイベントなどが開催される。
 さらに、期間中には県民参加のステージ・ワークショップ・展示など計1751のイベントを開催。初日から早速、押し花愛好家から募った作品のコンテスト(ワールド・プレスフラワー協会主催)などが行われている。17市町のイベントも予定されており、防府市は10月8日(月・祝)で、観光・物産PRなどを行う。夜間実施のイベントも多数ある。内容や日程は、公式ホームページ(http://yumehana-yamaguchi.com/)で確認できる。
 開幕に先立ち、13日に同公園多目的ドームで開会式があった。来賓や抽選で集まった県民ら約800人が出席。村岡嗣政知事は「これまでに感じたことのない驚きと感動、山口県の未来へのエネルギーを感じてほしい」とあいさつ。開催地である山口市の渡辺純忠市長も「多くの花と同じような満開の笑顔で心からのおもてなしをする」と宣言した。
 続いて、金子みすゞの詩を題材にしたミュージカル「みんなでつなぐ、ふるさとの夢」を披露。山口市内の47人の小4〜6年生たちが、タイムスリップしてきた子どもたちとの出会いを通じて、古里や人への思いは時代を経ても変わらないというメッセージを込めた劇を熱演した。
 時間は午前9時〜午後9時(無料エリアは同5時)。入場料は大人1200円、高校生800円、小中生600円、小学生以下無料。会場には約7千台分の無料駐車場があるほか、JR新山口・阿知須駅と山口宇部空港から無料シャトルバスを運行している。
2018年09月14日(金) No.4186 (未分類)

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