9月定例市議会の一般質問



5日の要旨は次の通り


■山田耕治議員(絆)

(上山満之進の顕彰を)

◆市の河川について
 山田耕治議員 河川での防災管理の進ちょくは。
 友廣和幸土木都市建設部長 平成28年に国土交通省山口河川国道事務所と県それぞれに会議が設置され、5年間でハード・ソフト対策を実施。佐波川に新たな水位計を設置し、今年度に全体で14か所のうち市内8か所で増設。市内は計10か所になる。また、水害リスク情報が市に提供される。市でも29年に浸水実績図を作成し、公表。今後は県の情報も盛り込み充実を図る。
 山田議員 川の氾濫は、水底の土砂や雑草の繁茂により全体のキャパシティが減っているために起こりやすくもなる。市の考えは。
 友廣土木都市建設部長 それらを除くことが重要と考える。国土交通省や県にお願いしていきたい。
◆災害時の情報伝達について
 山田議員 災害情報などを放送する屋外スピーカーを市内60か所に設置しているが、苦情の対応は。
 末吉正幸総務部長 聞き取りづらいという苦情があれば、職員が現地に行き市民と協議した上でスピーカーを再調整する。
 山田議員 避難情報などの電話・FAX配信サービスを今年1月から運用しているが、申込み状況は。
 末吉総務部長 障害者や高齢者に対する情報伝達媒体として運用。8月末現在で15人が登録。健康福祉部と連携しながら、普及・啓発に努めていきたい。
◆上山満之進の顕彰について
 山田議員 三哲文庫跡地を「三哲文庫 記念公園」とすべきだ。
 池田豊市長 来年の秋の生誕150年に向け、看板設置などの施設整備を含め関係者と協議したい。
 山田議員 上山が台湾出身の画家・陳澄波に依頼した市の財産「東台湾臨海道路」は市で管理するべきだ。
 池田市長 福岡アジア美術館を訪れ、館長と話した。その中で、上山は防府図書館の父であることから、絵画の展示は図書館がふさわしいと考えており、図書館でしっかり保管できるようにした上で、来年の生誕150年に向けて市で管理したい意向を伝えた。
 美術館としては、ゆかりのある図書館で展示されるのであれば、と寄託契約の10年を待たずに、来年の秋に寄託解除することについて快諾を頂くことができた。市民の気持ちが通じたのだと思う。



■今津誠一議員(自民党市政会)

(農業試験場ほ場の敷地確保できる?)

◆ホウフ・ビズ
 今津誠一議員 ホウフ・ビズ開設の早期予算化を。
 赤松英明産業振興部長 前市議会で市長が、市産業戦略本部を設置し、市にふさわしい対策を検討すると答弁。同本部は本議会で設置にかかる予算を計上している。
 現在、持続可能な行財政基盤を確立させるため、すべての施策をゼロベースで見直すという市長の方針のもと、商工施策全体について見直し作業を進めている。
 市産業戦略本部の場で、中小企業支援のありかたについて意見をたまわりたいと考えている。その中で、国や県、商工会議所、金融機関など、中小企業支援機関の役割分担などを含め総合的に検討したい。
◆農業試験場の誘致
 今津議員 移転にかかる経費は。
 池田市長 県有施設の移転なので、移転に伴う市の直接的な負担はないと考えている。
 今津議員 これまで、農業試験場は農家や農業振興にどれだけ貢献してきたのか。
 池田市長 生産拡大や経営発展に結びつく技術開発を行っている。農作物の品種開発、品種改良、ICTを駆使した省力化などに取り組んでいる。
 今津議員 農業大学校の教育案の見直しは。
 池田市長 県はカリキュラム、指導体制の充実について、検討を重ねる考えと承知。具体的な見直し内容は今後明らかになると考える。
 今津議員 市に誘致した場合、現在の農業試験場ほ場26ヘクタールの確保はどうなるのか。農業大学校の隣にその敷地はないと思うが。
 池田市長 県の方で考えると思うが、ほ場についても市内で確保してもらうように考えている。



■河村孝議員(公明党)

(小中学校のエアコン設置を)

◆安全な学校環境を
 河村孝議員 学校での具体的な熱中症対策は。
 杉山一茂教育長 各学校では、屋内外に関わらず常に健康観察を行い、授業時間でも小まめな水分補給、適宜休憩を入れる、直射日光での長時間の運動、作業を避けることなどを実施。また、適切な予防対策も指導し、中学校では炎天下の部活動の中止、小学校ではプール開放の中止などで対応したところもある。
 河村議員 体育館に温度計と湿度計は設置されているのか。
 原田みゆき教育部長 小中学校27校のうち18校に設置。備え付けではない熱中症指数計は2校にあり、今後は残り7校に温度計を備え付ける考え。
 河村議員 予算措置の面からエアコン設置をどう考えているか。
 池田市長 市内小中学校の普通教室376室のうち、約300室が未設置。再来年の夏にはすべての教室に設置できるようにしたい。厳しい財政状況の中で多額の財政負担が必要になることから、県の市長会で、市の提案として国に対して補助金の増額を求めることを提案している。
 また、全設置を目指して、プロジェクトチームでの作業を急ぎ、本議会にエアコン設置に向けた調査費などの予算を追加提案することも検討。早期のエアコン設置に取り組んでいきたい。
 河村議員 運動会を5月開催にできないか。
 杉山教育長 実施の有無や開催時期、内容などは各学校の判断に基づいて決定しており、関係者の理解を十分得ながら検討を進めるよう働きかけてきた。
 河村議員 学校危機管理マニュアルの運用状況は。
 杉山教育長 全学校が作成済みと確認。運用では、事件、事故、災害などに適切かつ迅速に対処できるよう共通理解し、危機管理体制の確立に努めている。地震発生時の避難経路の見直しといった地域との連携が必要な場合には、保護者や地域の意見を反映し、随時、マニュアルの検証・改善に取り組んでいる。
◆交通系ICカード
 河村議員 全国で導入が進む中、市では防府駅やバス路線で利用できない状況。今後の導入に向け努力を。
 池田市長 引き続き、県や関係市町と連携して交通事業者に働きかけを行い、導入が進むよう期待したい。



■石田卓成議員(自民党)

(小野・牟礼間の農道整備進ちょく状況は?)

◆農業振興と農道整備
 石田卓成議員 農業試験場の誘致と小野牟礼間の農道整備の進ちょく状況は。
 池田市長 農業試験場については、7月、市への誘致を知事に要望した。県は11月をめどに、拠点のあるべき方向性について基本計画を取りまとめる予定と聞いている。今後も県の検討状況を注視しながら誘致の確実な実現に向け積極的に取り組んで行く。
 小野牟礼線は、総延長6・1キロを整備する計画。平成26年度末までに鈴屋から佐波川を渡って真尾までの3キロが供用開始。農産物輸送の効率化、大幅な移動時間の短縮、災害時の緊急避難道になるなど市にとって重要な路線と考える。農業試験場の誘致に合わせ、全線開通を知事に要望し、積極的に取り組むとの回答をもらった。
 その後、県から今年度に残区間すべての実施設計、用地測量を一括して実施し、強力に事業促進を図るとの連絡があった。先月には県の参画を得て関係会議を設置。地元の理解と協力をもらいながら早期開通につなげる。
 石田議員 今後、ほ場整備や集落営農法人設立をどのようなペースで進めるのか。
 池田市長 合意形成や気運醸成を進め、ほ場整備の推進に積極的に取り組み、集落営農法人設立には県や関係団体と連携して細かな支援を行いたい。
 石田議員 農業試験場の誘致や農道整備などの大きな動きの中で、今後、市の組織の強化を図るつもりはないのか。
 池田市長 適宜、適切な時期に必要な体制を整えていく。
◆みまもり隊活動
 石田議員 地域で長年貢献されるみまもり隊を表彰する仕組みを。
 池田市長 自治会連合会などの協力を得ながら功績を確認し、表彰制度を創設する考え。
◆全国版空き屋バンク
 石田議員 国土交通省が運用する全国版空き屋・空き地バンクを利用し、空き地と農地をセットで紹介しては。また、物件情報を自治会長らから提供してもらっては。
 熊野博之総合政策部長 全国版の利用に向け取り組みたい。また、情報提供をいただけるよう周知を図りたい。
 石田議員 郊外の農家の空き家を、新規就農者らが賃貸で借りられるようにしては。
 熊野総合政策部長 この9月1日から、借り主が農林漁業を行う者で、継続的に住宅を使用するなどが確認できれば、賃貸できるように取り扱いを変更した。今後、住宅の所有者や不動産業者に周知を図っていきたい。
2018年09月07日(金) No.4178 (未分類)

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