「山頭火を囲む人々」始まる



山頭火に影響を与えた3人の作品が並ぶ

 山頭火ふるさと館(宮市町)の特別企画展「山頭火を囲む人々」が6日に始まった。市出身の自由律俳人・種田山頭火に影響を与えた師匠などを紹介する企画展で、直筆の俳句・葉書など15点を初公開した。10月8日(月・祝)まで。
 今回は、俳人・正岡子規の高弟で、「新傾向俳句」を生み出した河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)、山頭火の師で、「自由律俳句」を提唱した荻原井泉水(おぎわらせいせんすい)、山頭火と互いに意識し合った尾崎放哉(おざきほうさい)の3人に脚光を当てた。
 河東の作品からは、六朝風の書体の掛け軸「雲高く一片かげる清水哉」(明治40年)など、荻原からは短律句「わら屋ふる雪つもる」(大正15年)など、尾崎からは、荻原に充てた書簡(大正14年)などが披露され、それぞれの作風や書体を楽しめる。自由律俳句の系図なども紹介した。
 同館は「山頭火の憧れの人、師匠、ライバルの3人の貴重な資料を実際に見てもらって、こういった人たちから山頭火がいかに影響を受け、研ぎ澄まされたかを感じてほしい」と話している。
 開館時間10時〜18時。観覧料は大人300円、小中高生150円。未就学児は無料。火曜日休館。また、関連イベントとして、ギャラリートークがいずれも土曜日で21日、8月4日、同18日、9月1日、同15日、同29日の14時から開催される。予約不要。
 問合せは同館(電話28―3107)まで。
2018年07月10日(火) No.4133 (未分類)

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