AEDでチームメート救う



田中消防長(右)から代理出席の林さんに感謝状が手渡された

 バスケットボールの練習中に突然倒れたチームメートの男性(43)を、医療機器・AEDを使って助けたとして、市消防本部は4日、市内の社会人バスケチームACTIVEの萩原政明代表(37)と、元チームメートの成林拓矢さん(26)に救急救命活動協力者の感謝状を贈った。
 消防本部で贈呈式があり、2人の代理として、チームメートの林謙一さん(44・中央町)が感謝状を受けた。林さんは「みんなと(男性の)名前を呼んでいた。助かってほっとした。今後はAEDを使えなければいけないと思った」と話した。
 林さんによると、6月23日、約10人が所属する同チームが市内中学校の体育館で練習中に、コーチ役男性が突然コートの端に座り込み、後ろ向きに倒れた。すぐにみなで駆けつけたが、呼びかけに応じなかったという。
 そこで成林さんらが学校に設置されていたAEDを操作して救命処置を実施。AEDの指示に従って除細動ボタンを押し、胸骨圧迫を行った。林さんらチームメートは119番通報を行い、呼びかけを続けた。
 その結果、救急隊が到着する前に男性の心拍が再開。救急隊に引き継いだ後は会話が可能な状態まで回復し、病院に搬送された。
 感謝状を手渡した田中洋消防長は「勇気ある行動に感謝。普通救命講習会を1人でも多くの市民が受講し、命をつないでほしい」と述べた。消防本部によると、一般人によるAEDを使った人命救助は、平成26年の1件、29年の1件に続いて3件目という。
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 AEDなどの使い方も学ぶ普通救命講習会は、毎月第1日曜の13時半〜16時半に消防本部で実施されている。参加無料で要申込み。なお、10人以上の団体であれば随時申込みを受け付けている。
 申込み、問合せは警防課救急救助係(電話23―9918)まで。
2018年07月05日(木) No.4130 (未分類)

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