琉球ドラゴンプロレスが興行



熱戦を繰り広げる「シークヮーサー☆Z」(上)

 沖縄県に拠点を置くプロレス団体・琉球ドラゴンプロレスリングの興行「なんくるないサーキットin防府」が1日、八王子2丁目のサンライフ防府・体育館であった。市出身で昨年7月にデビューした覆面レスラー「シークヮーサー☆Z」の初凱旋試合となったが、ほろ苦い「里帰り」となった。
 「シークヮーサー☆Z」は国府中、防府西高卒。山口大工学部在学中にプロレスラーを目指して沖縄大に3年次で編入学。現在同大4年生。ドロップキックが得意技で、粗削りながらも将来有望とされている選手だ。
 Zは最終試合に「美ら海セイバー」とタッグを組んで登場。超満員となる約270人の観衆の声援を受けて入場し、ゆかりの人たちから花束をたくさん受け取って試合に臨んだ。
 対戦相手は、同団体の代表で空中戦と総合格闘技仕込みの打撃が得意な「グルクンマスク」と同団体期待の新星「ヒージャー・キッドマン」。試合は終始、グルクンマスクがシークヮーサー☆Zを攻め立てて優位に展開。Zは激しいチョップやキックを何度も浴びせられ、徐々に体力が奪われていった。何度もカウントをとられながらもしのぎ、そのたびに会場からは「ゼット〜、頑張れー!」という大声援が沸き上がった。
 だが、試合開始から18分48秒で力尽きた。試合後、なかなか立ち上がれないZに、グルクンマスクから「この日の光景を忘れるな」と将来を期待する言葉がかけられるとともに、観客から惜しみない大拍手が送られた。
 また、この日は山陽小野田市出身の藤田ミノル選手(試合は勝利)や島根県の「松江だんだんプロレス」のタッグマッチもあり、会場を埋め尽くした家族連れらが普段はなかなか見ることができない笑いと迫力の技に引き込まれていた。
2018年07月04日(水) No.4129 (未分類)

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