防府天満宮で「金鮎祭」



左・国分寺の福山副住職(左)が鈴木宮司に若アユを手渡した
右・5年に1度の黄金の鮎を公開

 6月1日(金)に解禁となるアユ漁の豊漁と安全を祈る「金鮎祭」が15日、防府天満宮で執り行われた。漁協関係者など約80人が参列し、佐波川漁協が特別に捕獲した体長約15センチの若アユ12尾を奉納した。今年は5年に一度の「黄金の鮎12尾」の特別公開もあった。
 同祭は、天満宮の祭神・菅原道真が昌泰4(901)年に防府へ立ち寄った際、世話になった礼として、周防国分寺で国司に黄金の鮎12尾を贈ったことに由来。その縁で同寺関係者も参列する神仏合同奉仕として行われている。
 神事は、国分寺の福山智大副住職が木箱「唐櫃」から若アユを取り出し、鈴木宏明宮司に手渡した。鈴木宮司が神前にお供えした後、祝詞奏上を行い、最後に関係者が玉串を捧げた。
 参列した佐波川漁協の清水玉夫組合長(83)は「昨年は6〜8月に雨が降らず最悪だったが、今年は豊漁を期待したい」と話していた。
 なお、歴史館で「黄金の鮎12尾」が5年ぶりに公開された。当時のものは14〜16世紀に紛失しており、現在奉安されているのは、昭和25年の大祭記念で3尾、平成6年の御生誕1150年で9尾を復元したものという。
2018年05月17日(木) No.4094 (未分類)

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