最後の萩往還マラニック 折返しの防府市に選手ら続々と



左・3日夜には三田尻の折返しに続々と選手らが到着
右・簡単な飲食で燃料補給し、次は萩市へ

 長州藩主の参勤交代の道「萩往還」を踏破する「山口100萩往還マラニック」が30年の歴史に幕を下ろした。最後の大会が2日〜4日、恒例の瑠璃光寺(山口市)を発着地として開催され、選手たちが歴史の息吹きを感じながらゴールを目指した。
 485人が出場した140キロのBコースは、防府市の英雲荘近くの三田尻公園が折り返し地点。強風の中、トップの男性が3日20時33分に同公園に到着、21時ごろから続々と選手たちが駆け込み、公園内に用意された飲み物や軽食を取った。これから選手たちは夜通しで萩市に向かい、その後、ゴールの瑠璃光寺を目指す。
 山口市出身で、神奈川県在住の男性(36)は「最後の大会と聞いて出場した。(今のところ)まずまずの調子。完踏を目指してがんばります」。また、愛知県から仲間と2人で参加した女性(40)は、「去年は105キロでリタイアしてしまったので、今年はしっかりゴールしたい。すばらしい大会です!」と笑顔で話した。
 公園では約10人のスタッフが先導や受付などを務め、応援しにきた地域の人とともに「がんばれ!」と選手らにエールを送った。自らも選手を誘導した芹澤雄二会長(56)は、「最後まで交通事故などがないようにして、有終の美を飾りたい」と言い、「選手たちには、この長距離の大会で得た経験を別の大会でも生かしてほしい」と話していた。
 マラニックは、マラソンとピクニックの造語で、順位やタイムを気にせず道中を楽しむ競技。同大会は35キロ〜250キロの4コースがあり、全国から総勢2124人がエントリーした。
2018年05月08日(火) No.4087 (未分類)

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