老松神社の神職が交代 齋藤周子さん宮司に



老松神社などの宮司となった齋藤さん

 お茶屋町の老松神社の宮司が交代し、齋藤周子(ちかこ)さん(47)が跡を継いだ。齋藤宮司は「宮司としての重責を感じる日々だが、神様に奉仕するという初心を忘れず、これからも続けていきたい」と決意を語った。
 1月14日、神社本庁から正式に任命され、県内で21人目、市内では唯一の女性宮司となった。老松神社のほか、妙見神社(車塚)や護国神社(桑山)、厳島神社(松原)、厳島神社(向島)などの宮司も兼ねる。
 齋藤宮司は、前宮司の故・荒瀬義之さんの次女。大学時代に神職の資格を取得しており、16年前から禰宜(宮司を補佐する神職)として荒瀬前宮司を支えてきた。
 老松神社は創建652年とされ、市内でも古くからある神社の一つ。神職は荒瀬家が代々務めており、齋藤宮司は六十数代目にあたるという。宮司になってからは「変化する世の中で、お宮を守っていく」という気持ちを一層改めて感じたと言い、「神様に御奉仕する気持ちを、次の世代につなげていきたい」と語った。
 教職員の夫との間には、中学生の長男と高校生の長女の2人の子供をもうけている。長女は神職の資格を取得して齋藤宮司を手伝う志を持っており、すでに巫女として神事に関わるなど、次世代への期待が高まる。齋藤宮司は「宮司としてしっかりとした姿勢を子供に見せていかなければならない」と気を引き締めつつも、「娘の気持ちがうれしくて、心強い」と笑みを浮かべていた。
 なお、老松神社で29日(日・祝)16時から、神様に宮司拝命を報告する「奉告祭」を開催。16時半からはもちまきを行う予定となっている。
2018年04月10日(火) No.4069 (未分類)

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