三田尻病院で火災想定し訓練



左・はしご車を使っての救出訓練
右・患者役の学生を搬送する消防士ら

 お茶屋町の三田尻病院で4日、火災を想定した訓練が行われた。職員62人と防府看護専門学校の学生10人、市消防署から36人が参加し、消火や情報収集、患者の避難などの流れを確認した。
 中央棟の4階面会室で火災が発生し、4階と5階に避難困難者が多数発生しているとの想定で行った。職員が通報と初期消火を行い、入院患者役を務めた学生らを避難させていった。外への避難のほか、状況に合わせて別の部屋へ移動する水平避難も実施した。
 消防署からは指揮車1台、救急車2台、消防車3台、はしご車1台も参加。現場や避難者の情報を集め、消火などのほか、はしご車による救出も行った。
 患者役の学生らは、自分で歩ける役、車いすを使う役、寝たきりの役などを分担。職員らに付き添われて、敷地裏に次々と避難してきた。また、逃げ遅れた人がいるとの情報があり、消防署員が病棟に入り救出を行った。
 敷地裏に設けられたテント内では、緊急な対処や、院外への搬送が必要な人などを選別するトリアージも実施。消防士らが声かけをして、意識障害や容態変化がないか、歩ける状態かどうかなどを確認していった。
 訓練を終えて、市消防署の田中博士署長は「動きがスムーズで、連携もうまくいき、良くできた訓練だったと思う」と講評した。
 豊田秀二院長は「非常に大きな経験になった。これからも訓練を繰り返して良くいきたい」と話していた。
2018年03月08日(木) No.4044 (未分類)

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