3月定例市議会の一般質問



5日の要旨は次の通り

山田耕治議員(絆)

(災害に強い防府市へ)

◆災害に強いまちづくり
 山田議員 自治会の自主防災組織の推移は。
 松浦正人市長 毎年3月末時点での推移は平成26年68・2%、27年71・1%、28年72・2、29年73・6%。
 山田議員 県、市町間での応援協定の実績は。
 松浦市長 10協定で延べ208自治体と協定締結。協定に基づいた実績は過去5年で、平成28年に県の防災ヘリコプターが野島の土砂災害の被害調査を行った。
 山田議員 企業や港湾関係などにも自主防災の意識付けが必要では。
 末吉正幸総務部長 企業、事業所関係の防災意識は未調査。企業から出前事業の申込みがあり、この2年で7件出向いている。港湾関係にも防災に関する情報交換、出前講座などを展開したい。
 山田議員 中小企業などに啓発するために、商工会議所と連携を。
 末吉総務部長 商工会議所などと相談したい。
 山田議員 安全・安心なまちづくりにおける市の特色は。
 末吉総務部長 市独自の自主防災組織認定基準や防災士養成講座の経費の全額負担、各地域の自主防災リーダー研修会が特徴的。
 松浦市長 レスキュー協会との協定も全国で市が最初。現在、全国の自治体と協定を結んでもらうよう働きかけている。
◆市内の環境整備
 山田議員 港の環境整備の進捗状況と今後は。
 友廣和幸土木都市建設部長 中関で2機目のガントリークレーン設置、三田尻では地震発生時の緊急物資受け取りのための岸壁整備が行われている。
 また、道の駅「潮彩市場防府」でさまざまなイベントを行うほか、県が港湾緑地で平成31年度までに芝生広場を整備。市は、潮彩市場の東側広場に遊具の設置を検討。
 山田議員 市内の公園やバス・タクシーの待合場所にサポートベンチの設置を。
 友廣土木都市建設部長 整備・管理などの仕組み作りを検討したい。 
 山田議員 高速道路から一時退出を可能とする「賢い料金」(1時間以内の再進入で料金据え置き)を潮彩市場の集客のため実施を。
 神田博昭産業振興部長 範囲指定があり、国土交通省と協議したい。


今津誠一議員(自民党市政会)

(民間中心の中心市街地活性化を)

◆中心市街地活性化に向けて
 今津議員 中心市街地の空洞化が問題視されている。再び活性化させるため、各自治体が活性化事業の基本計画を検討しているが、国が認定した200市の事業では大きく再生したケースはない。この事業は、自治体が計画を作り、国が認定し、予算を付けて執行したもの。なぜ失敗したのか。市の認識は。
 松浦市長 計画時に課題に設定した事業投資をもとに投資を行ったことで、事業開始後の継続的な経営が困難になったことが大きな原因と考える。
 今津議員 市商工会議所は、中心市街地活性化事業について要望書を提出しているが、市の回答は。
 松浦市長 商工会議所が中心となって設立した中心市街地活性化協議会が、今後の方向性、実施事業等の検討を進めている。将来は庁内検討委員会を設置し、情報共有と連携を図る。
 回答内容は、基本計画の策定は地域ぐるみで取り組むこと。官民が連携し、活性化に資するよう策定すること。タウンマネージャー担い手作り事業などに関する予算を30年度に計上したことなど。
 今津議員 基本計画の内容は。
 松浦市長 詳細はこれから検討する。商工会議所は、駅の北東のエリア、北は国道2号、東は銀座商店街周辺などのエリアで重点的に事業を実施する考えと認識している。
 今津議員 民間中心の地域活性化が必要だ。市は、従来型の成果が出ていない国の手法にそった基本計画の策定に取り組んでいるが、考え直すべきだ。
 友廣土木都市建設部長 各地で行われた行政主導の大型事業という失敗を反省し、担い手育成や地域の実情に即した事業を実施することで、民間事業者が継続的に稼いでいける状態を作ることが肝要。身の丈にあった持続可能なまちづくりを推進することが重要と考えている。
◆建築廃材の適正処理
 今津議員 建築現場から発生する廃材(木材)が家庭で燃料として使われているが、燃焼させると有毒ガスを発生させるものもあり、業者への徹底した指導を。
 大田稔生活環境部理事 法律に抵触する可能性がある。指導や処分は、所管の山口環境保健所が管理。市も県と連携し、現場確認などを行って不適正処理事案の解決に努めていきたい。


山根祐二議員(公明党)

(観光トイレや山頭火の小径の整備を)

◆観光振興について
 山根議員 昨年9月にリニューアルした市観光案内所の利用状況は。
 松浦市長 9月〜1月の5か月間で、前年度と比較した利用者数は平成28年度4084人、29年度7092人。提供しているレンタサイクルは、28年度の利用者数1005人、29年度1480人と増加した。
 山田議員 駅から防府天満宮、周防国分寺、山頭火生家跡などの目的地までの案内標識の設置状況は。
 松浦市長 徒歩の観光客のルートに配慮した誘導表示板を20か所設置。主要観光スポットまでの距離などを日本語・英語・韓国語で表示。観光客向けの地図「早わかりMAP」の更新を続け、うめてらすなどで配布している。
 山田議員 観光客が駅から天満宮までの道筋で利用可能なトイレと休憩所は。
 松浦市長 アスピラートや天神ピア、ルルサス、うめてらすなどの公共施設がある。
 トイレ休憩場所の提供で協力している店舗などを「市幸せますステーション」に認定登録し、民間公共問わず、観光客の受け入れ強化を図っている。
 山田議員 京都市では、観光トイレ設置要綱がある。道路に面し、1日8時間以上の開放、定期的な清掃などが要件で、助成制度もある。市も幸せますステーション整備するため、京都市にならって認定要件や助成金を検討しては。
 神田産業振興部長
 助成に向けて前向きに検討している。店舗の場合、市では店舗リフォーム助成事業を活用してトイレ改修を行うことで、助成になると思う。
 山田議員 山頭火生家跡の小径(こみち)は、場所が分からず迷う観光客もいる。整備するべきでは。
 友廣土木都市建設部長 30年度に事業を実施予定。小径は道幅が狭く、整備か所は少ないが、句板の更新や案内板の設置なども含めて検討中。


河村孝議員(公明党)

(レノファ山口との連携を)

◆心肺蘇生、AEDの啓発へ
 河村議員 小中学校の子供への心肺蘇生とAEDに関する教育の現状は。
 杉山一茂教育長 中学2年の教科書などで心肺蘇生法の手順を学び、AEDも紹介。平成29年度は消防本部と連携し、全小中学校の小学6年と中学2年を対象に、消防署員を招いての救命講習を実施している。
 河村議員 教職員・保護者への心肺蘇生とAED講習の実施状況、今後の取り組みは。
 杉山教育長 近年は、消防署員を招いての講習会を自発的に多くの学校が開催。6月にも講習参加を呼びかけるなど、今後も取り組みを継続する。
 河村議員 地域への普及啓発は。
 杉山消防長 普通救命講習の開催回数は、小中学校を含むと27年度106回2978人、28年度111回3810人、29年度2月末で121回4129人。今後も幅広い世代、地域で救急啓発に取り組みたい。
 河村議員 AED設置場所の認知状況は。
 杉山教育長 全小中学校の認知率は未調査だが、ある学校では95%の子供が設置場所を知っていた。学校玄関や体育館入り口などに設置しており、外からでも取り出せる。
 河村議員 AEDの適正な管理は行われているのか。
 原田みゆき教育部長 学校担当者の確認作業などで、常に使用できる状態を維持。
◆サッカーJ2・レノファ山口と連携
 河村議員 ホームタウン自治体として、主な実績と今後の取り組みは。
 松浦市長 市陸上競技場での練習を平成28年度は9回、29年度は9回の計18回行った。また、芝生植えイベントや防府競輪でのレノファのタイトルレースなどを実施。30年度は、市民をホーム試合に招待し、レノファに対する応援機運を高める。
 河村議員 公式戦を市陸上競技場で開催できないのか。
 熊野博之総合政策部長 Jリーグ規約で、観客席1万人以上などと定められており、現在の状況では公式戦の開催は困難。
 河村議員 市の施設を生かした連携は。
 熊野総合政策部長
 今後も公式練習の場として、陸上競技場の利用を進めたい。4月に運用開始の多目的広場では、レノファのユースチームやレディースチームが練習で利用すると聞いている。
2018年03月07日(水) No.4043 (未分類)

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