12月定例市議会の一般質問 8日の要旨は次の通り



石田卓成議員(自民党)

【市長の政治姿勢と責任は】
 石田議員 過去5年間、消防職員委員会に出された意見の件数と結果について主要なものは。
 田中洋消防長 計11件。熱中症対策や、ネット環境の整備などは実施適当とされた。
 石田議員 昨年12月議会で市役所全体に意見や提言のしにくい萎縮した雰囲気があると指摘した。その後、どのような意見が出されたか。
 末吉正幸総務部長 朝礼などで、役職にかかわらず意見交換を実施。意見採用例は、総務部職員課で7〜8月に実施した、勤務時間を繰り上げる「夕活」など。萎縮した雰囲気はないと考えている。
 石田議員 防府市で来年、上山満之進没後80周年にあわせて陳澄波の絵画「東台湾臨海道路」が展示予定。市から福岡市に寄託契約された同絵画の返還には政治的解決が必要と考える。
 村田太副市長 市内に保管・展示する適切な場所がなく、福岡市立福岡アジア美術館へ寄託した。市内で場所確保の検討をしている。
 石田議員 陳の出身地・台湾の嘉義市と自治体同士の積極的な交流を。
 村田副市長 交流は大変意義あること。活性化の方策を考えていく。
 石田議員 松浦市長は森友学園への寄付金を自ら集めたことに道義的な責任を感じているか。
 松浦正人市長 籠池泰典氏の幼児教育への情熱に感銘を受け、寄付をした。友人2名に賛同の呼びかけはしたが、自分自身で集めたという意識は全くない。
 石田議員 市長が有名私立中学に対し、脅迫とも受け取られかねないはがきを市長名で送付されたことについて、どなたから依頼されたのか。
 松浦市長 毎日、要請文や書類が大量に届く。このハガキは2〜3年前のことで、個人名や団体名は記憶にない。
 石田議員 「反日極左」という言葉を使われているが、どのような人を指すのか。
 松浦市長 特定の人物や団体を指すのではなく、はがきの文脈上、書かれた内容を是として使った。
 石田議員 はがきを送ったことの謝罪をすべきでは。
 松浦市長 抗議のつもりで出してはない。先様が抗議と受け止められているのなら、真意を理解されていないと考える。
 石田議員 大阪府の私学審議会における認可について、市長は籠池氏に紹介した大阪府議に働きかけなどをしてもらうよう依頼したのでは。
 松浦市長 全く違う。府議に「力になっていただきたい」と申し上げたが、認可のための要請などはしていない。


清水力志議員(共産党)

【社会福祉事業団の労働環境】
 清水議員 横断歩道や一時停止線を含めた区画線が消えかかっている道路がある。定期的なチェックはどのようにされているのか。補修が必要な場合の対策は。
 松浦市長 道路課のパトロールや職員のチェック以外では、市民からの連絡もある。県公安委員会が維持管理をする横断歩道などは、消えかかっている場合に市が引き直しを依頼するが、遅れているのが実状。今後も強く要望していく。
 清水議員 県公安委員会に何件依頼したか。
 友廣和幸土木都市建設部長 昨年度は160件、今年度は11月末で59件。
 清水議員 昨年度の市内児童生徒100人あたりの暴力行為の発生件数・いじめの認知件数、および不登校の件数と、学校側の対応は。
 杉山一茂教育長 暴力行為は小学0・18件、中学0・93件。いじめは小学4・20件、中学1・92。不登校は小学0・44人、中学3・82人。学校ではアンケートや相談などによる実態把握とともに、心の教育や早期の発見と対応に努めている。いじめ問題は組織的に対応。認知した場合、スクールカウンセラーなど専門家とも連携する。
 清水議員 問題の未然防止や対応に関連して、小中学校間の連携は。
 杉山教育長 小中学校間の行き来の機会を増やしている。児童生徒の心の安定などのため連携に取り組んでいく。
 清水議員 市社会福祉事業団が管理運営する障害者福祉施設について。計画では、管理運営は32年度を目標に民営化の方向で取り組むとされている。民営化ありきではなく、慎重な検討を。
 林慎一健康福祉部長 同事業団に委託し、指定管理者制度を導入している。より効率的な経営などのため自立運営を検討。同事業団が自ら経営分析して建てる予定の計画も検証し、慎重に進める。
 清水議員 労働基準監督署が調査した結果、大平園と愛光園でサービス残業をさせていたなどで是正勧告があったと聞く。利用者のためにも労働環境の充実を。
 林健康福祉部長 チェックリストを使い、労働環境について確認し、適切と判断した。法令の遵守、環境充実の必要があると考えている。
 清水議員 同事業団の職員労働組合が県労働員会へ不当労働行為の救済を申し立てている。市としても指導を含めて対応すべきだ。


和田敏明議員(改革)

【病児・病後保育事業の今後は】
 和田議員 公共下水道事業の拡大について。平成27年に富海、西浦、大道地区で市街化区域が拡大された。整備はどの程度進んでいて、計画年次通りに事業完了できるのか。事業計画に編入された区域で、合併浄化槽を設置する場合は補助金交付の対象とならず、負担が大きい。計画年度が延長された場合の対応は。
 松浦市長 整備率は28年度末で富海が13%、西浦が24%。大道では圧送管の整備に取り組んでいる。延長となった場合の補助は、これまでに設置した人との公平性を保つために現行通りとしたい。
 和田議員 遅れる理由の詳細は。工事で地元とのトラブルはあるか。
 河内政昭上下水道局長 市単独では困難であり、国の交付金を受けて行っている。市の要望に対して平成21年度は100%の交付があったが、今年度は52%。大きなトラブルなどはないが、自動車の出入りなど調整のため遅れることはある。
 和田議員 道路パトロールの在り方について。異常箇所発見数・通報件数、および内容と対応件数、未対応箇所の理由は。
 友廣土木都市建設部長 定期的にパトロールをしているが、市道だけでも総延長684キロあり、見落としの可能性もある。見落としを極力減らす取り組みとともに、全職員による道路異変についての通報機能をこれまで以上に強化していく。発見数は今年4月〜11月末で221件。市民と道路課以外の職員による発見は733件。計954件のうち20件ほどが未対応。未対応の多くは、破損などの程度が少ない場所。
 和田議員 何人増やせば納得のいくパトロールができるのか。
 友廣土木都市建設部長 全職員で見ることや、意識付けが重要と考えている。
 和田議員 病児・病後保育事業が始まり、15年が経過した。事業の現状や今後の計画は。
 林健康福祉部長 委託契約を締結しているくらしげ小児科の隣に「きららルーム」を設置して実施。昨年度利用者は1395人。31年度の需要予想を年間3千人と見込み、保育施設を2カ所とする計画。利用状況を注視するとともに、医師会などと連携を図りたい。


山根祐二議員(公明党)

【期日前投票の混雑解消を】
 山根議員 交通安全対策施設整備事業と、市道維持補修事業に関する陳情・要望への近年の対応状況は。
 松浦市長 区画線、道路反射鏡などの交通安全対策施設は、平成27年度43件、28年度30件、29年度は本日までに22件で、未整備9件。未整備は比較的事業規模の大きい防護柵。市道維持補修は平成27年度16件、28年度5件、29年度は12件で、未整備は以前の積み残しの20件を加えて計46件。複数年を要したり、費用も高額となるため未整備が多い。発注方法の検討や、予算確保に努める。小規模なものはすぐに対応。市道以外の維持補修要望に対する原材料支給件数は、27年度28件、28年度45件、29年度27件。
 山根議員 最も前からの要望で残っているものは。発注方法の検討とは。
 友廣土木都市建設部長 古いものは、13年前の要望がある。
 松浦市長 例えば対象区間を何回かに分けるか、一気に発注するかといった方法がある。
 山根議員 要望の時期と予算編成時期の関係は。
 友廣土木都市建設部長 編成時期より前なら、基本的に翌年実施。緊急度が高いものは予算の範囲内で対応することもある。
 山根議員 予算に余裕がある場合、翌々年度予定のものを、翌年の補正予算で対応することはあるか。
 友廣土木都市建設部長 実績としてはない。
 山根議員 期日前投票の混雑について。入場券の宣誓書記入欄が未記入の来場者も多い。記入場所の確保や事前周知が必要では。
 賀谷一郎選挙管理委員会事務局長 入場券の表示を工夫したり、記入の呼びかけを追加で検討。未記入の方向けにも、記入台の設置などを考える。
 山根議員 昨年12月議会の答弁で、今後投票管理システムの導入を考えており、他市の調査をするとのことだったが、導入までに行われる選挙への対応は。現時点での計画は。
 賀谷選管事務局長 調査は宇部市と山口市の市長選を対象に行う予定だったが、宇部は無投票、山口は衆院の直後となったため行っていない。投票管理システムは、自治体クラウドの設置にあわせて用意。次の市議選までに期日前投票所も増設したい。
 山根議員 市議会棟の1階ロビーを期日前投票所としてはどうか。
 賀谷選管事務局長 駐車場から遠いが、検討はする。
2017年12月12日(火) No.3986 (未分類)

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