英国ゆかりのオークを植樹 富海小・中学生らが植樹



富海中グラウンドで児童・生徒が苗木に土をかぶせた

 富海小・中学校(小学校=64人、中学校=44人、河村俊之校長)に、山口日英協会(山口市、田中和枝会長)からイギリスゆかりのイングリッシュオークの苗木が贈られた。11月29日、富海小の体育館で贈呈式があり、その後、隣接する富海中のグラウンドで児童・生徒らが植樹を行った。
 来年、維新150年を迎える記念として市が要望した。同小・中がある富海地域は、明治維新で活躍した「長州ファイブ」のうち伊藤博文と井上馨が、1864年にイギリス留学から帰国した際、上陸した地。さらに、同国出身のガントレット教授が富海海水浴場を愛し、別荘地として広く周知した。現在は同小・中が英語教育に力を入れているなどイギリスとさまざまな関係があり、同協会による県内2本目の苗木の贈呈が決まった。
 同協会によると、苗木は5〜6歳の若木で、高さは約1・2メートル。1975年、エリザベス女王が駐日英国大使館に植えた木の孫にあたるという。成長すると35メートルの高さになり、田中会長が「この木のようにすくすくと育つように、みなさんも国際人として大きくなってほしい」と激励した。
 植樹では関係者や児童・生徒らが参加。スコップを使って苗木に土をかぶせていった。生徒会長の橋本佳奈さん(15)は、「歴史のある木を植えられて嬉しい。育つのを見守っていき、イギリスとの関係などを次の世代にも伝えていければ」と話した。
 同協会は来年以降、この木のスケッチ大会を開催する予定。なお、イングリッシュオークの植樹は駐日英国大使館が日英同盟100周年を記念して2002年から始めた企画。同大使館によって現在までに国内204本、県内8本が植えられている。
2017年12月01日(金) No.3975 (未分類)

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