天満宮・富海を巡るツアー



左・富海本陣門を見学する参加者たち
右・清水家住宅で、この日巡った観光地の感想などを話し合った

 来年の明治維新150年に向け、留学生らの視点から防府・山口両市内にある観光資源の魅力を探るツアーが12日に行われ、防府市内では防府天満宮と富海地区を巡り、清水家住宅(富海、国有形文化財)で情報発信などについて県や市の職員らと意見交換した。
 山口大の学生20人(中国からの留学生16人、日本人4人)が参加。午前中は山口市内の萩往還のうち、「四十二の曲がり」「六軒茶屋跡」周辺を散策してから瑠璃光寺五重塔や同市菜香亭を見学した。
 午後に防府市内に入り、防府天満宮を参拝してから芳松庵で大茶わん(直径・高さ各57臓砲婆わう抹茶を体験。続いて、富海本陣門や伊藤博文と井上馨が英国から急きょ帰国した際に上陸した地に建てられた記念碑などを見て回り、富海海水浴場では波打ち際で遊んだり、水面がきらめく様子を写真に収めたりしていた。
 清水家住宅では、藍染めについて市地域おこし協力隊員から話を聞いた。意見交換では、中国からの留学生が印象に残ったところとして「富海の海がとても美しかった」「歴史や文化が感じられた防府天満宮」「五重塔が今でも保存されているのに驚いた」などの声が上がった。「友人や家族を連れてまた来たい」「裸坊祭を見に行く」と話した留学生もいた。また、日本人の学生からも「山口市で生まれ育ったが、ガイドの案内を聞いて初めて知る史実も多く、とても勉強になった」といった感想が出た。
 このツアーは、県や市、観光団体などでつくる山口・防府地区観光振興関係機関連絡協議会(事務局・県山口県民局)が主催し、今年で3回目。若者らしい観点からの振興策を考えるとともに、SNSを使って観光地を訪れた感想や体験したことを発信してもらうことなども目的としている。
2017年11月13日(月) No.3961 (未分類)

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