薬師大法要・国分寺まつり



左・燃えさかる炎の中を歩く行者
右老若男女の800人がくすぶる灰の上を進んだ

 周防国分寺(国分寺町、福山秀道住職)の「薬師大法要・国分寺まつり」が4日に開催。恒例の火渡りが行われ、仏道の行者らが燃え盛る炎の中を歩いた。参拝客も参加し、煙の上がる灰の上を進んで家内安全や病気平癒などを願った。
 この日は風が吹く中、たくさんの参拝者に囲まれて火渡りの準備が始まった。白装束の行者らが、参道に薪などで高く組み上げた壇を設置。周囲を縄で囲んで結界を張ると、ほら貝や刀、弓などを用いて場を清めた。
 参拝者が願いごとを書いた大量の護摩木が燃えた後、行者らが次々と炎の中を歩いて祈願した。その後は、一般市民が参加できるように火を鎮めた。福山住職の「怖がらずに入ってもらい、悪いところを燃やして、自分の願いをかなえてもらえれば」とのあいさつを皮切りに、今年は例年よりも多い約800人の老若男女が手を合わせながら次々と歩いた。
 家内安全と自身の健康を祈ったという右田在住の女性(86)は、歩き終えて「すっきりした気持ちになる。毎年来ていて、元気に過ごせている。本当にありがたいこと」と笑顔で話していた。
 奈良時代から人々の慶福と幸せを祈願している同寺のイベント。先祖に感謝する塔婆供養、子供の健やかな成長や幸せを願う赤子健康加持が行われたほか、抹茶接待や飲食物の販売、大抽選会なども開かれ、にぎやかな一日となった。
2017年11月06日(月) No.3956 (未分類)

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