衆院選で山口1区 高村正大氏が初当選



初当選を受け、バンザイをする高村氏(左から2人目)=22日午後8時5分

 衆院選は22日に投開票され、山口1区では自民党新人(公明党推薦)の高村正大氏(46)が13万票余りを獲得し、ほかの3候補に圧倒的な大差を付けて初当選を果たした。いずれも新人で、希望の党の大内一也氏(44)、共産党の五島博氏(61)、諸派の河井美和子氏(55)は及ばなかった。自民・公明両党は衆院の定数465のうち、憲法改正に必要な3分の2に当たる310議席以上を確保した。
 周南市川手の高村氏の事務所では、午後8時の投票終了と同時に「当選確実」の一報が入ると、選対幹部や駆け付けた支持者から一斉に拍手と歓声が起こった。すぐに妻とともに姿を見せた高村氏は、選挙区内の県議や市長らとともにバンザイ。高村氏は「うれしさと責任感とを強く感じている。山口県で一番若い国会議員として、しっかり働きたい」と、初当選の喜びと1期目への抱負を語った。午後9時すぎには防府市国衙の事務所でも集まった市議や支持者たちとバンザイをし、山口市へ向かった。
 高村氏は、12期連続当選した父で党副総裁の正彦氏(75)の引退に伴い、後継者として指名されて出馬。後援会組織を引き継ぎ、選挙区内の自公県議・市議の全面的なバックアップもあって、選挙戦を優位に進めてきた。
 一方、大内氏は周南市新宿通の事務所で午後8時半ごろ、「自分自身の努力が足りなかった結果。支持していただいた方に申し訳ない」と、敗戦の弁を述べた。
 五島氏は安倍政権の打倒や憲法9条の堅持などを、河井氏は消費増税の凍結や国防力の強化などを訴えたが、いずれも支持が広がらなかった。
 小選挙区の投票率は54・43%(男54・26%、女54・59%)で、過去最低だった前回(2014年)に比べ3・8ポイント上昇した。当日有権者数は36万2270人(男17万2662人、女18万9608人。
 このうち、防府市の投票率は52・43%(男52・15%、女52・69%)で、前回比3・04ポイント上り、50%台を回復した。当日有権者数は9万8227人(男4万7399人、女5万828人)だった。   
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【当選者の経歴】
 高村 正大(こうむら・まさひろ)氏 光市出身。1994年6月、父・正彦氏の経企庁長官秘書官に就任。大手広告代理店・電通勤務を経て、2008年5月、正彦氏の外相秘書官に就き、退任後は私設秘書を務めた。現在は党県第1選挙区支部長。慶応大法学部卒。周南市在住。
2017年10月23日(月) No.3946 (未分類)

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