花神子社参式華やかに



「絢爛な花神子を務めた松浦百夏さん

 防府天満宮の恒例行事「花神子社参式」が8日に執り行われた。着物に身を包んだ児童らが花駕籠や御所車に乗り、往事の大名行列を思わせる扮装の総勢500人が華やかにまちを練り歩いた。
 「裸坊祭」(11月25日(土))の無事奉仕を祈願するために、奉仕役の大行司らが花神子に一夜造りの新酒を天満宮に奉献させる行事として続いている。この行列姿になったのは明治初頭とされる。
 今年の花神子は松崎小4年の松浦百夏さん、局は華浦小6年の中村桜子さんが務めた。2人がそれぞれの御所車に乗り、花駕籠28台、大名駕籠2台、馬6頭、長持3棹、お手廻り奴1組で構成する約350メートルの行列を作った。花駕籠の担ぎ手は、例年と同じく高川学園高生約80人。
 一行は14時に防府駅を出発。銀座・天神商店街を経て、約1・8キロ先の防府天満宮を目指した。秋晴れの中、豪華絢爛な大行列を見ようと沿道にはたくさんの人が訪れ、声援や拍手を送った。
 天満宮の大鳥居に到着すると、一行は下馬、下車をして本殿まで続く石段を登り、最後に本殿で本殿祭を行って新酒を奉献した。なお、最後尾では防府青年会議所らによる奴行列が独特の所作や弓などを投げ渡す伝統的な姿を披露し、行事を盛り上げていた。
2017年10月10日(火) No.3936 (未分類)

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