体験型観光「幸せますまち博」



デモンストレーションで行った「幸せます」ミニ畳作り

 身近な光景から新たな魅力を発見―。市内の観光資源や風習などを活用して、市民らが企画した少人数体験型プログラムを観光客に提供する「ほうふ幸せますまち博」が、明治維新150年に当たる来年の秋に開催される。それを前に10月7日(土)〜11月26日(日)の51日間、22の企画を用意して「プレ開催」を実施。8日(金)午前9時から参加の申し込みを開始する。
 市、防府商工会議所、観光関係事業者でつくる市観光資源活性化協議会(会長・尾中勝同会議所副会頭)の主催。市内全体を会場に見立て、歴史・自然・文化といった地域資源を用いた体験・見学会やまち歩きなどを地元をよく知る市民がプロデュース。短期間に集中的に実施して、観光客数と満足度、滞在時間の向上を図るのが狙い。
 プレ開催では、明治維新と毛利氏▽歴史を訪ねる▽「美」を楽しむ▽おいしいもの(食)▽トリビア探し▽ものづくり▽イベント―の7つのジャンルを用意。具体的には、右田毛利家の菩提寺である天徳寺を見学したり、普段は見ることのできない毛利邸の洗濯所などを公開。市内の神社にある狛犬を見て回ったり、防府天満宮の春風楼でヨガを体験するといったユニークな企画もある。藍染めや「幸せます」ミニ畳作りといった体験、自転車で市内を巡りながら絶品グルメを食べ歩くものもある。
 主催者は、イベントの概要などを記載したパンフレット(A4判、8ページ)を5万部作製。市内に全戸配布するほか、市役所や公民館などにも備える。実施日の5日前までにパンフレット裏面にある申し込み用紙に必要事項を記載し、事務局の市観光協会へファクス(25―4537)で申し込む。問い合わせは、同協会(電話25―2148)まで。
 プレ開催後には、プログラムの主催者らが課題を洗い出し、来秋の本開催時には50の行事を企画することを目標とする。先行事例として参考にした福岡県久留米市では、今秋が13回目の開催となり、2カ月間に80のプログラムを用意し、期間中に2千人近い観光客が訪れている。
 同協議会の羽嶋秀一副会長(防府商工会議所副会頭)は「まずは市民の皆さんに参加してもらい、口コミで市外へも広げていってほしい。新しい防府の観光の切り口にしたい」と話している。
2017年09月06日(水) No.3910 (未分類)

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