アニメ映画「マイマイ新子」が特別上映



舞台あいさつを行った片渕監督と蘯さん

 イオンシネマ防府(中央町・イオン防府店内)で27日、防府市を題材にしたアニメ映画「マイマイ新子と千年の魔法」が1回限定で上映された。上映後は同映画の片渕須直監督(56)と原作者の蘯のぶ子さん(71)の2人が登場し、舞台あいさつを行った。
 昨年11月に公開された片渕監督によるアニメ映画「この世界の片隅に」の大ヒットを受けてのご当地アンコール上映。片渕監督が「最近も『この世界の―』の上演で防府に来た気がする」と会場の笑いを誘い、蘯さんは「(片渕監督は)すごい活躍ぶり。ヒット作を作られて、『マイマイ新子―』がもう一度、日の目を見たことにものすごく感謝」と述べて、全国から集まった約200人のファンを喜ばせた。
 この日上映された「マイマイ新子―」は、2009年に公開。蘯のぶ子さんの自伝的小説「マイマイ新子」が原作で、昭和30年頃の防府市を舞台に、活発で空想好きな新子と、引っ込み思案な転校生の貴伊子という少女2人の友情を描いた物語。国内外で高く評価され、片渕監督の次回作となる「この世界の―」の製作に繋がった。
 片渕監督と蘯さんは、2010年の24時間テレビで共演して以来、約7年ぶりの再会という。舞台あいさつでは、キャラクターへの思いやものづくりに対する姿勢、当時の思い出話などさまざまな話題に花を咲かせた。
 また、蘯さんが「この7年間、わたしはいくつか本を書いてきたが、片渕さんはこれ一本に絞って見事に大ヒット。一本筋を通していけるすごさを改めて感じた」と称えると、片渕監督が恐縮する場面もあった。
 最後は、片渕監督が「毎年、アニメの舞台になった場所を歩くイベントをしていたが、また自分も加わって復活させたい。まだまだ防府への縁が尽きないと思う」、蘯さんは「こういうふるさとを持てて幸せ。もっと新子を書いてほしいと言われているから、またふるさと帰りをするかもしれない」とあいさつした。その後は、片渕監督によるサイン会もあった。
2017年05月29日(月) No.3837 (未分類)

No. PASS