「幸せの鐘」をルルサスに設置



鐘を鳴らす上田さんと吉田さん

 防府商工高校機械科の生徒2人と地元企業が共同で、地元ブランド「幸せます」をイメージした「幸せの鐘」を完成させ、「幸せますスポット」となっているルルサス防府(栄町)の広場で生徒らが音色を響かせた。
 制作したのは機械科3年の上田将さん(18)と吉田樹さん(17)。地元企業と協力して実施する同高独自の学習制度によって、牟礼のアボンコーポレーションで昨年5月から約1年間、型作りから鋳造、研磨までを学ぶ長期研修を受けた。
 鐘は青銅製で、重さ約7キロ。スズを加えて音色を良くし、薄い梅色になるよう工夫した。下から覗くとハート型に見えるなどデザインにも凝った。
 高温の青銅を流し込む作業を一緒に行った松村憲吾社長(42)は、「(生徒らは)恐れずに、しっかりやってくれた」と言い、「鋳造技術を残すためにも、これからも地域とともに伝えていければ」と話していた。
 4月28日に行われた設置式に参加した生徒2人は「型から折れないように出すのが難しく、一発勝負だった。上手くいって達成感、満足感がある」と研修を振り返り、「この鐘が長く鳴り響いて、幸せますのまちをアピールできれば」と話していた。
 幸せますスポットには、まちづくりに役立ててもらおうと、同高生徒が4年前に整備した「幸せますベンチ」もある。今回設置された鐘は、人々が鳴らすことで幸せになってほしいという願いが込められている。
 なお、3日には、同スポットに隣接するコミュニティ放送局のFMわっしょいに松村社長と上田さん、吉田さんの3人が出演。鐘制作に関するエピソードなどを紹介した。
2017年05月10日(水) No.3824 (未分類)

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