「たぬ防傘ハンガー」地域発!いいものに選定



(右から)選定を受けた栗林校長、海上君、林君、盡君

 防府商工高(栗林正和校長)の機械科生徒と勝間のゴム製造メーカー・王子ゴム化成(中村壽昭社長)が昨年に共同開発した「たぬ防傘ハンガー」が、中央職業能力開発協会(東京)の「地域発!いいもの」に選定された。
 同事業は厚生労働省の人材育成支援事業の一環で、地域の技能振興を高める目的で今年度に新設。全国から20件の応募があり、独創性や地域特性の活用などを審査し、6件が選定。同高は高校生の取り組みとして唯一選ばれた。
 たぬ防傘ハンガーを製作したのは当時の機械科2年で、今春卒業した海上創生君(18)、林涼太君(18)、盡奎斗君(18)の3人。2015年5月から約10ヵ月、同社で長期研修を受け、製品の着想から開発、販売に挑戦。傘や杖に装着すると、机の横に立てられるゴム製品を完成させた。重し部分にデザインした同高マスコット「たぬ防」が特徴となっている。
 同高で23日に授与式があった。県職業能力開発協会の橋本雅寛専務理事から栗林校長と3人に選定証が手渡された。リーダーを務めた海上君は「自分たちのアイデアから作り出した商品が選ばれてうれしい」と喜んだ。農機メーカーのクボタ(大阪府)へ入社が決まっており、「現場の厳しさなど、学んだことを活かしたい」と話した。なお、林君はマツダ、盡君は広島工大と進路が決まっている。
 同製品は、まちの駅「うめてらす」などで税込540円で販売されている。
2017年03月27日(月) No.3791 (未分類)

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