3月定例市議会の一般質問 7日の要旨は次の通り



 ■吉村弘之議員(自民党)
 吉村議員 公共施設等総合管理計画では、公共施設の複合化計画が少なく、大規模修繕が多くなっている。今後必要な財源は確保できるのか。
 松浦正人市長 継続保有する公共施設の大規模修繕を計画的に行い、費用の抑制と標準化を図り、国や県の補助金を活用して財源確保に努めたい。
 吉村議員 公共施設再編・大規模修繕をする上で補助金等に関するガイドラインを策定しては。
 松浦市長 さまざまなメニューがあり、毎年見直しがある。国、県の最新の動向を注視しながら、国のガイドブックなどを活用して関係部署で情報共有を図りつつ対応したい。
 吉村議員 公共施設最適化事業債の活用をどう考えているのか。
 松浦市長 新年度から公共施設等適正管理推進事業債と名称を改め、長寿命化事業なども加えて平成33年まで延長される。今後、個別施設計画の策定で同債の対象に合致するよう留意したい。
 吉村議員 公共施設個別の履歴や利用実績などを共有する「公共施設カルテ」を作成し、市民に見える形で検討するべきでは。
 平生光雄総合政策部長 施設情報の一元管理を進めた上で、作成、公表を検討したい。
 吉村議員 窓口業務の民間委託は、平成31年度実施となっているがどのような課題があるのか。
 平生総合政策部長 公権力行使の事務と、民間委託できる事務を業務ごとに精査する必要がある。事務スペースの区分など環境整備を検討し、各種申請受付業務などの課題に対応しつつマニュアル整備を進めたい。
 吉村議員 ご当地絵柄入り婚姻届、出生届についての考えは。
 岸本敏夫生活環境部長 目的、効果が明確ではなく、市が作成することは考えていない。
 吉村議員 観光地における市管理及び市管理以外のトイレ水洗化の状況は。
 神田博昭産業振興部長 市の主要観光施設の状況は、ほぼ水洗化されている。富海海水浴場のトイレは下水道工事の進捗状況を見て早期に水洗化を行いたい。民間施設もほぼ水洗化されている。水洗化されていなければ早期に水洗化をお願いする。
 吉村議員 観光地のトイレ改修費の補助制度創設を。
 神田産業振興部長 市の店舗リフォーム助成事業で一部助成ができる。
 吉村議員 玉祖神社前のトイレが古く、市の支援が必要では。
 松浦市長 早急に水洗化に向けて進めていけるようがんばりたい。


■宇多村史朗議員(自民党市政会)
 宇多村議員 富海地域活性化に対する市の方針は。
 松浦市長 学校を核とした地域作りが必要。少子化が進む富海は、総合戦略で市有三世代住宅の整備、藍染め等による地域おこし、小中一貫型教育を主な取り組みとして掲げ、積極的な事業展開を図っている。
 宇多村議員 農林水産業まつりを西日本一の一次産業まつりに育てるべきだ。
 神田産業振興部長 まずは県内一。そして西日本一を目指して、関係者と連携していきたい。
 宇多村議員 潮彩市場防府は平成27年度に道の駅登録を受けたが、来場者の推移は。
 松浦市長 26年度は44万9572人、27年度は60万6309人、28年度は1月末現在で47万5579人。
 宇多村議員 平成28年度の地方創生加速化交付金を活用して何を行ったのか。
 松浦市長 収益向上戦略に向けて、ハモを中心とした水産物の需要調査などで実態把握し、新たな需要や課題を抽出、それらの改善する活性化計画を策定する。
 また、指定管理者やテナントを含めた経営強化を図る取り組みを実施。攻めの経営のキーマンを駅長として迎え入れ、水揚げされるハモの付加価値を高めるため骨切り機などを導入、施設内の加工場を活用できるよう整備を進めている。
 宇多村議員 国の地方創生拠点整備交付金事業に選ばれている。来場者の目標数とその達成の取り組みは。
 松浦市長 この1月に内閣に提出。平成32年度の目標値を71万人と設定。ハード面で、エントランスホールを商業スペースに改修、施設全面にひさしを設けるなど外観中心に整備する。ソフト面ではマーケティング調査、来場者が多い広島方面での宣伝広告を強化し、運営管理事業者には接客、売上増加につながる研修を行う。
 また、市内で開催される大きなイベントを可能な限り潮彩市場で開催できないか検討していく。
 宇多村議員 潮彩市場を含む「みなとオアシス三田尻」の整備において、周囲の県緑地の整備予定は。
 松浦市長 平成28年に4回の市民ワークショップ開催し、その内容を盛り込んだ要望書を県に提出した。県は、関係交付金事業に沿う整備を行うとしている。また、レクリエーション整備では、県の整備の進行に合わせて、市事業として遊具の設置を行っていく。


■山根祐二議員(公明党)
 山根議員 市営住宅の入居中、募集可能、補修中、入居停止中等の状況は。
 松浦市長 ことし1月末現在の管理戸数は1994戸。内訳は入居中1589戸、募集可能62戸、補修中120戸、入居停止中223戸。
 山根議員 単身入居者が家財道具を残したまま死亡し、相続人が特定できない場合、どのように対応するのか。
 松浦市長 市では、相続人が特定できなかった事案は発生していない。そのため具体的な規程は未だ定めていないが、市営住宅の単身世帯の数は増加傾向で、ことし1月末現在の単身入居者の割合は全体の約46%。国交省の対応方針案を参考に、対応する要綱を整備したい。
 山根議員 市はことし2月から市営住宅の入居者募集について変更したのか。
 松浦市長 単身者が入居可能な条件を見直した。広さの制限が2LDもしくは3Kの間取りとなっていが、単身で入居可能な提供戸数が少ないため、新たに3DKの間取りに入居できるようにした。
 山根議員 入居の申込みで、過去何度も抽選に外れている人、また、障害者への対応は。
 友廣和幸土木都市建設部長 複数回の抽選に外れた人に特別な対応は取っていない。障害者は、高齢者、母子世帯、生活保護世帯などと同等の扱いをしている。この4月から、応募がなかった住宅で落選者らを対象とした二次募集を行う予定。
 山根議員 市営住宅の空室状況は、どのように周知しているのか。
 友廣土木都市建設部長 市ホームページで知らせている。市広報などで周知が必要だと考える。
 山根議員 今後、市営住宅にエレベーターなどは付けられるのか。
 友廣土木都市建設部長 建て替え時期の建物に関しては検討したい。   


■久保潤爾議員(無所属の会)
 久保議員 市庁舎建設を話し合う検討委員会での議論の進め方について。まちづくりに関連する項目以外の評価項目を議題として取り上げず、議論が行われなかったのはなぜか。
 松浦市長 5つの評価軸のうち、防災拠点の対応、アクセス性と集まりやすさ、経済的合理性の3評価軸については、それまでにもらっていた意見などで候補地の特性をとりまとめた。5つの評価軸の候補地の特性、意見、評価案を作成し、平成28年5月の6回目検討委員会で説明。議題として取り上げ、協議している。審議日程の意見もあったが、合意決定して進められている。
 久保議員 基本構想・基本計画案の文言について。「アクセス性」については、公共交通のアクセス性が良くないことのみを課題にしたのはなぜか。「経済的合理性」が駅北では経済活動の活発化が期待されるとなっているが、成功事例はあるのか。
 また、「にぎわい」は、土・日、祝日に閉庁する市庁舎の建設がにぎわいにつながるのか。「コンパクトシティ」の定義づけを市はしていたのか。
 松浦市長 「アクセス性」は、現在地は公共交通機関を使ったら便利とはいえない。平成27年の市民アンケで現在地はバスの便が少ないと意見あり、課題として捉えている。
 「経済的合理性」は、長岡市が駅前に市庁舎を建設している。周辺の活発化は、平成24年のオープンなのでいまだ判断できない。
 「にぎわい」は、土日に敷地を利用したイベント開催などは可能。シティホールとしての機能を導入するチャンスであり、どの程度の機能が持たせられるか検討したい。
 「コンパクトシティ」は、各学校を地域拠点(地域核)として機能強化やコミュニティ活性化を図り、市中心部の都市核と地域核をつなぐもの。交通施策も検討している。策定中のマスタープランもこの考えを踏まえた計画として考えている。
 久保議員 5つの評価項目は項目ごとに議論していないのに、それまでの懇話会や検討委員会の意見をまとめて提示したことで、議論したと捉えているのか。
 藤津典久総務部長 その通り。項目ごとの集中議論はしていないが、十分意見をもらい、示した。
 久保議員 十分な意見というが、候補地が2つに絞られてからは、まちづくり項しか議論していないのでは。
 藤津総務部長 この2ヶ所に関係する意見があればそれを踏まえ、委員長と事務局で斟酌して、それぞれの項目に割り振っていった。
 久保議員 委員会で改めて話せばいいこと。委員長と事務局が整理した形。2つの候補地で、評価項目ごとに話し合うべきでは。
 藤津総務部長 委員長と事務局の2者だけで話したわけでなく、議事進行をどうするのかは検討委員会で話し合った。最終案は委員長の力をかなり借りたのは確か。
 久保議員 検討委員会で候補地選定の際は23件の意見があり、全会一致でもなく、決も採っていない。検討委員会の意見を尊重するという市の姿勢はいかがなものか。
 藤津総務部長 挙手の採決はなかったが、最終的には委員長から駅北よりの意見書が出された。
 久保議員 市長の真意はどこにあるのか。
 松浦市長 動かざるものを中心にまちは作っていく。先人が積み重ねてきた努力と巨額の税金を集中したエリアに、さらに巨額な投資が起こるのだから活性化につながって行くとわたしは思う。
 久保議員 市長は駅北がふさわしいとの思いで間違いないのか。
 松浦市長 全く、間違いない。
2017年03月09日(木) No.3778 (未分類)

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