立岩稲荷神社初午大祭



多くの参拝者でにぎわった立岩初午祭

 海の稲荷として広く信仰を集めている向島の立岩稲荷神社(光来義明祭主)で8日、恒例の『初午大祭』が行われた。
 同稲荷は正一位で京都の伏見稲荷と遜色なく、自然が豊かな景勝の地として市民にも親しまれており、時折り雪の舞う曇天にもかかわらず250人余りの参拝者でにぎわった。
 向島の南側ほぼ中央あたりに位置し、瀬戸内海を望む地にある同神社は、開運や諸願成就、五穀豊穣や商売繁盛などのご利益のほか、海上安全や豊漁の神としても霊験があるとされている。旧暦2月の最初の午の日に行われる大祭は「初午詣」「福詣」などと呼ばれ、近隣でも有名。また、参道は瀬戸内海の眺望や向島の自然を楽しみながら歩く絶好のハイキングコースでもある。現在は車が通る林道が延び、徒歩の区間は最短なら10分余り。足に自信のない人や高齢者も参拝やすくなっている。
 初午大祭の祭典はほら貝の音ではじまり、歴代宮司や奉仕者らが祭られている祖霊社に献茶が行われた。続いて、光来祭主による祝詞奏上や玉串拝礼などが行われた。
 祭典に続いて「立岩稲荷のおかげをお持ち帰りください」と恒例の餅まきがあり、参拝者らは餅を一生懸命に拾っていた。
 今年は境内に蓬莱桜が1本植樹され、数輪の花を咲かせていた。
2017年03月09日(木) No.3777 (未分類)

No. PASS