上右田で2年ぶりの第22回右田お田植祭


左・鎌で稲を刈る児童ら 右・束を七三に分けてハゼ掛け

 右田お田植祭実行委員会(会長:河村均新町自治会長)は22日、上右田新町のJA防府とくぢ農協上右田出張所そばで第22回右田お田植え祭に伴う稲刈り(抜穂祭)を開催し、右田小学校の児童約30人とその父兄、同祭実行委員約25人が参加した。
 平成2年5月に古くから行われてきた伝統行事の復活を願って再興された右田お田植え祭は21年間にわたって開催され、関係者の協力により「周防のお田植祭」として定着していたが、昨年は諸事情により中止。その後、ふるさとおこしや地域の子どもへの体験学習などの観点で「継続すべき」という意見や要望が数多く集まり、今年から実行委員会を再編。各自治会長や諸団体の賛同協力や右田中学校の出演協力のもと、上右田・下右田・高井の3地区で以前より広い地域のイベントとして5月19日に再開第1回目の第22回右田お田植え祭が盛大に挙行された。
 今年の田植えは右田中学校生徒が行ったが、今回は初の試みとして、従来は実行委員の大人が行っていた稲刈りを「抜穂祭」と題して収穫の喜びを味わうことと体験学習を目的に、小学校児童に参加してもらって行うことにした。
 稲刈りは実行委員が児童に指導して鎌による手作業で行い、刈り取った稲は藁で縛って稲束にしてハゼに掛けることも実演した。収穫したばかりの稲には水分が残っていて、乾燥機がなかった昔は天日干しにするため、ハゼ掛けを行っていたと解説、実際にハゼに掛けるときには稲束を七三の割合に分けてやると、重みで傾き、それを互い違いに掛けていくことで表面積が広がり乾きやすくなるのだという古くからの知恵も語られていた。
 最後に、地元の熊野神社宮司による神事も執り行われた。
2012年09月27日(木) No.2557 (未分類)

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