富海でホタル幼虫放流 来年の乱舞を楽しみに


地域の人らとゲンジボタルの幼虫を放流する富海小児童ら(28日・富海石原)

 富海をホタルの里にする会(平田豊民会長・会員30人)による恒例のゲンジボタルの幼虫の放流が28日、同地区の東を流れる新川で行われた。会員10人と富海小学校(山田さよ校長)の3・4年生21人、富海公民館や市の職員らが参加し、児童らが会員らから皿に入れてもらった約2000匹の幼虫を来年の乱舞を楽しみに願いながら放流した。同会の指導をしている山口ホタルの会の児玉行会長も立ち会った。
 同会は平成9年に設立され、ホタルの餌になるカワニナを放流することから活動をはじめ、その後、公民館での幼虫の飼育にも取り組み、14年からは地元で捕獲したホタルを産卵させ、飼育した幼虫を放流している。同会によると「放流の成果か、ここ4〜5年は5月の連休過ぎ頃から多くのホタルが飛びはじめ、ホタルウォッチングを楽しめる」といい、20年には同会の発足10周年を記念して「ホタルの夕べ」もはじまった。
 昨年は豪雨災害の影響もあり放流数が700〜800匹と少なく、今年の第3回「ホタルの夕べ」は雨で中止になっており、関係者らは今から来年のホタルシーズンに期待している。
2010年10月29日(金) No.1766 (未分類)

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