市老連第4回ふれあい紙上川柳大会


 防府市老人クラブ連合会(宮原尚美会長)の第4回『ふれあい紙上川柳大会』の入賞作品がこのほど、同会会報『ふれあい』第41号(平成22年10月発行)で発表された。最高賞の市長賞には右田の菅道江さんの作品「八十路にて産湯受持つ至福かな」が選ばれた。
 同大会は川柳を通して会員相互の文化の交流と親睦を図ることを目的に実施されているもの。今回は会員52人から104句の応募があった。
 選者の御園生百合子さんは講評で「日常が川柳のタイトルで、見聞きの中で波長が合えば作句のチャンスです。春夏の甲子園で優勝された沖縄興南高校の我如古主将の『人生のスコアボードに記録を残そう』のコメントに強く胸を打たれました。私達も記録に残せる句を心で磨いていきましょう」と記している。
 入賞作品・入賞者は次のとおり。(敬称略)
【特選】
〈市長賞〉「八十路にて産湯受持つ至福かな」菅道江(右田)
〈市議会議長賞〉「九十坂背負う荷物が降せない」木花文子(向島)
〈市社会福祉協議会会長賞〉「九十年生きこの先は神の掌に」宮原尚美(大道)
〈防府とくぢ農協組合長賞〉「子や孫へ残す山林祖父の汗」林スエノ(牟礼)
〈市老連会長賞〉「順調へ希望ふくらむ母子手帳」河野泰子(向島)
【秀逸賞】
「幸せは家族で囲む夕餉の灯」安村俊輔(右田)
「手術前生命線をそっと見る」杉岡静子(勝間)
「年金や百才超えると尋ね人」日裏春男(佐波)
「平成の時宗いずこ大相撲」行重雄次(大道)
「虐待死人情厚き民なのに」河野豊子(華浦)
「国民を忘れて首のすげ替劇」林勇二(勝間)
【佳作賞】
「農捨てた息子に米を親心」藤井絹枝(華城)
「白百合の色香に学ぶわが余生」宮崎三郎(大道)
「寿命だけ延び親子の絆もろくなる」藤井美寿子(松崎)
「賑わいを祈る天神『うめてらす』」古谷和子(大道)
「孫よりの祝いの電話夫卒寿」宮原千重子(大道)
「尺八の首の振りよも芸の内」赤松多榮子(小野)
「魚釣り撒き餌に群がり食い付かず」兼重義昭(西浦)
「度忘れは元居た場所(とこ)にて思い出し」村谷武(富海)
「わしの夢みらいの空に行き帰り」吉村孟(中関)
2010年10月22日(金) No.1751 (未分類)

No. PASS