立岩稲荷神社で初午祭


奥の院にも多くの人がお参り

 好天に恵まれた21日、向島の立岩稲荷神社(永田孝一宮司)で恒例の『初午大祭』が行われた。同稲荷は海の稲荷として広く信仰を集め、自然豊かな景勝の地としても知られており、行楽を兼ねた人など大勢の参拝客で賑わった。
 向島の南側、瀬戸内海をのぞむほぼ中央あたりに位置する同神社は、開運や諸願成就、五穀豊穣、商売繁盛などのご利益の他、海上安全や豊漁の神としても霊験あらたかとされている。旧暦2月の最初の午の日に行われる大祭は「初午詣」「福詣」とも呼ばれ、近隣にも知られている。参道にはお大師様やボケ封じ地蔵などもあり、また瀬戸内海の眺望や向島の自然が楽しめる絶好のハイキングコースともなっている。
 初午大祭の祭典は多くの参拝客が見守る中、法螺貝の吹き鳴らされる音で始まり、永田宮司による祝詞奏上や玉串礼拝が行われた。
 祭典後「多くの人に参拝していたいただき、感謝。元気で参拝できる小さなおかげを積み重ねていると大きなおかげになる。今日の好天も神さまのおかげ。たくさんのおかげをもらって帰って下さい」と永田宮司が挨拶。続いて永田宮司や来賓松浦市長らによる餅まきが行われ、参拝客は懸命に餅を拾っていた。
 その後海岸に降り、奥の院にお参りした参拝者が家族や仲間とお弁当を食べる姿や、釣りを楽しむ人の姿も見られた。
 現在は車の通る林道の整備が進み、徒歩の区間は最短で10分程度まで短縮されている。ただ駐車スペースの数が限りがあるのと、林道が狭いところが残っているため車のすれ違いには注意が必要である。
2010年03月23日(火) No.1456 (未分類)

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