新田の山口機械で稼動中


【左】工場内の送風管を示す羽嶋社長【右】地下5mにまで埋め込まれた熱交換パイプ

 年間平均15〜18℃を保持している地中熱を利用した空調システムを手掛ける美祢郡秋芳町の株式会社ジオパワーシステム(橋本東光社長)の環境改善工場リフォーム第1号が市内新田の株式会社山口機械(羽嶋等社長)の工場に導入され、20日に説明会と工場見学があった。
 このシステムは地下に5mのパイプを埋設し、年間一定である地中熱と熱交換を行うことで、工場内の送風口から夏は冷風、冬は温風を取り入れることができるというもの。
 産業用自動機械や省力化機械を手掛ける山口機械の工場では夏期冬期合計年間110万円の冷暖房代がかかっていたが、このシステムの導入で1ヶ月1万6千4百円にまでコストが低減。電力や灯油代、ひいては二酸化炭素排出の削減で環境貢献や企業イメージの向上も期待できる。
 山口機械で今年8月初旬に導入後、冷房効果を確かめると、真昼に外で35℃を記録しても、地下からは常に24℃程度の風が送られ、またその後のシステム本格稼動により22℃まで送風温度が下がった。
 ラジエター用にくみ上げられる井戸水を、これからは屋根に送り込み、更に機械の冷却水に使うことを検討し、二重、三重の効果につなげていきたいと羽嶋社長は話していた。
 問合せはジオパワーシステム(0837―65―3511)まで。
2007年10月02日(火) No.375 ()

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