2011年8 19
山頭火 秋・風の句 (2)

▽秋風の石を拾ふ・昭和五年・総集編
▽お経あげてゐるわがふところは秋の風・昭和五年・総集編
▽お約束の風呂の煙が秋空へ(紅足馬居即事)・昭和五年・総集編
▽山風澄みわたる笠をぬぐ・昭和五年・総集編
▽覗いてる豚の顔にも秋風・昭和五年・総集編
▽法衣吹きまくるはまさに秋風・昭和五年・総集編
▽秋風の旅人になりきつてゐる・昭和五年・総集編
▽秋風の石を祀つて拝んでゐる・昭和五年・総集編
▽風のすすきのなかにうづもれる・昭和五年・総集編
▽ひるねざめ風があるきりぎりす・昭和七年・総集編
▽秋風のふるさと近うなつた・昭和七年・総集編
▽風のトマト畑のあいびきで・昭和七年・総集編
▽萩の一枝にゆふべの風があつた・昭和七年・総集編
▽咲いて萩の一枝に風がある・昭和七年・総集編
▽月おちて風ふく・昭和七年・総集編
▽暮れて戻つて秋風に火をおこす・昭和七年・総集編
▽秋風の水で洗ふ・昭和七年・総集編
▽秋風 鮮人が鮮人から買うてゐる・昭和七年・総集編
▽朝の秋風をふきぬけさせてをく・昭和七年・総集編
▽水音の秋風の石をみがいてゐる・昭和七年・総集編
▽風を ぬかるみを 売りにゆく米ニ俵・昭和八年・総集編
▽秋風の鉄鉢を持つ・昭和八年・総集編
▽朝風へ蝉の子見えなくなつた・昭和八年・総集編
▽うらは蜩の なんとよい風呂かげん・昭和八年・総集編
▽きりぎりすも更けたらしい風が出た・昭和八年・総集編
▽とんぼつるんで風のある空・昭和八年・総集編
▽風ふく身のまはりおほぜい雀がきてあそぶ・昭和八年・総集編
▽いぬころぐさいぬころぐさと風ふく・昭和八年・総集編
▽風の日ねもす萱の穂の散りくる・昭和八年・総集編
▽雑草ふかくほうづきのうれてゐる夕風・昭和八年・総集編
▽秋がきた朝風の土に播いてゐる・昭和八年・総集編
▽めつきり秋めいた風が法衣のほころび・昭和八年・総集編
▽はだかとなれば秋らしい風で・昭和八年・総集編
▽月が風が何もない空・昭和八年・総集編
▽月から風が 籐椅子の酔心地・昭和八年・総集編
▽俵あけつつもようできた稲の穂風で・昭和八年・総集編
▽月が落ちる山から風が鳴りだした・昭和八年・総集編
▽もう秋風のお地蔵さまの首だけあたらしい・昭和八年・総集編
▽すはれば風がある秋の雑草・昭和八年・総集編
▽秋風の驢馬にまたがつて・昭和八年・総集編
▽秋風の家をそのままうごかしつつ・昭和八年・総集編
▽秋晴れの日曜の ルユツクサツクがかるい朝風・昭和八年・総集編
▽風鈴も朝寒夜寒のひとり鳴る・昭和八年・総集編
▽風が落葉を遊ばせてゐます・昭和八年・総集編
▽柿の葉おとす風の 朝月もあるながめ・昭和八年・総集編
▽風が落ちて虫の声が遠く鋭く・昭和八年・総集編
▽月が落ちると夜明らしい風が吹きだした・昭和八年・総集編
▽風へ虫を放てば青空・昭和八年・総集編
▽雨がおちるいそがしい籾と子供ら・昭和八年・総集編
▽ここでもそこでも稲こぐ音のむつまじい晴れ(農村風景)・昭和八年・総集編
▽道はまつすぐなプラタナスの秋風・昭和八年・総集編
▽露がきらりと明けてくる風・昭和八年・総集編
▽りんだうほのかな風を感ず・昭和八年・総集編
▽雲が出て風が出てきたせんぷりの花・昭和八年・総集編
▽朝月のある風景を汽笛が走る・昭和九年・総集編
▽竹をきる風がふきだした・昭和九年・総集編
▽月がぱちぱちお風呂がわいた・昭和九年・総集編
▽もう秋風の 腹立つてゐるかまきり・昭和九年・総集編
▽萱もみな穂に出て何か待つてゐるようなゆふ風・昭和九年・総集編
▽風ふくとんぼとまらないとんぼ・昭和九年・総集編
▽すこし風が出て畳へちつてくるのは萱の穂・昭和九年・総集編もう秋風のすすき穂をそろへ・昭和九年・総集編
▽蠅が打つ手のかげが秋風・昭和九年・総集編
▽秋風の腹たててゐるかまきりで・昭和九年・総集編
▽みごもつていそがしい虫でまさに秋風・昭和九年・総集編
▽大風ふいていつた蟻はせつせとはたらく・昭和九年・総集編
▽生きものみんな日向へ出てゐて秋風・昭和九年・総集編
▽空はゆたかな柿のうれたる風のいろ・昭和九年・総集編
▽空が風が秋ふかうなる変電所の直角形・昭和九年・総集編
▽秋風のふく壁土のおちること・昭和九年・総集編
▽秋もをはりの夜風の虫はとほくちかく・昭和九年・総集編
▽秋風の競売がちつともはづまない人数・昭和九年・総集編
▽風がつよす ャる生まれたばかりのとんぼ・昭和十年・総集編
▽風の夜のふけてゆく私も虫もぢつとして・昭和十年・総集編
▽百合を桔梗に活けかへて待つ朝風・昭和十年・総集編
▽夜あけの風のひへびへとして月草ひらく・昭和十年・総集編
▽傷が癒えゆく秋めいた風となつて吹く・昭和十年・総集編
▽壺の萩さく朝風が机をはらふ・昭和十年・総集編
▽秋風の 水音の 石をみがく・昭和十年・総集編
▽風ふく草の 鳴きつのる虫の 名は知らない・昭和十年・総集編
▽風が雨となる案山子を肩に出かける・昭和十年・総集編
▽風が肌寒い新国道のアイスキヤンデーの旗・昭和十年・総集編
▽灯火管制の 風が出て虫が鳴きつのる・昭和十年・総集編
▽風ふく萩はゆれつつ咲いて・昭和十年・総集編
▽風を聴く鳴きやめない虫はゐる・昭和十年・総集編
▽風のつめたくうらがへる草の葉・昭和十年・総集編
▽地べたとぶてふてふとなり秋風・昭和十年・総集編
▽朝風の柿の葉のおちるかげ・昭和十年・総集編
▽蘭竹かれがれの風にふかれつつ・昭和十一年・総集編
▽すずしく風は萩の若葉をそよがせてそして・昭和十一年・総集編
▽秋風の馬がうまさうに食べてゐる・昭和十一年・総集編
▽みのむしぶらりとさがつたところ秋の風・昭和十一年・総集編
▽月から柿の葉のひらり・昭和十一年・総集編
▽ほんまに夜が長い風が吹く・昭和十一年・総集編
▽風がすすきにいちにち畑打ち・昭和十一年・総集編
▽吹きぬける秋風の吹きぬけるままに・昭和十一年・総集編
▽月から風が穂すすき・昭和十一年・総集編
▽藪にいちにちの風がおさまると三日月・昭和十一年・総集編
▽風は何よりさみしいとおもふすすきの穂・昭和十一年・総集編
▽肩からお米は手に受けてずつしり重い・昭和十一年・総集編
▽行きたい方へ行けるところまで秋風・昭和十二年・総集編
▽山霧ふかく風車のまはるでもなく・昭和十三年・総集編
▽軒からぶらりと蓑虫の秋風・昭和十三年・総集編
▽風のなか米をもらひにゆく・昭和十三年・総集編
▽露草ひらいた颱風ふきぬけた・昭和十三年・総集編
▽風が萩に 誰やらやつてくる・昭和十三年・総集編
▽秋風の地べたのてふてふ・昭和十三年・総集編
▽萩に風が 誰やらやつてくる・昭和十三年・総集編
▽軒にぶらりと蓑虫の秋風・昭和十三年・総集編
▽颱風吹きぬけた露草ひらく・昭和十四年・総集編
▽店さき何やら咲いてゐる風が秋・昭和十四年・総集編
▽わたしがわたしに秋風の小包一つ・昭和十四年・総集編
▽ひでり田の秋の風ふく・昭和十四年・総集編
▽秋風たちまち赤い旗にかはつた・昭和十四年・総集編
▽潮風かくれてなくかよひたき・昭和十四年・総集編
▽秋風こんやも星空のました・昭和十四年・総集編
▽波音の松風の秋の雨かな・昭和十四年・総集編
▽秋風あるいてもあるいても・昭和十四年・総集編
▽大風になるらしいへちまぶらぶら・昭和十四年・総集編
▽天の川のあざやかさもひえびえ風ふく・昭和十五年・総集編
▽ふく風もわたしの肌もさらさら秋・昭和十五年・総集編
▽めつきり秋風となりうらから吹く・昭和十五年・総集編
▽あるくほどに秋 翌フ水のうまうなり・昭和十五年・総集編
▽朝餉のけむり秋らしい風にひろがる・昭和十五年・総集編
▽月から吹きおろす風のすずしさに・昭和十五年・総集編
▽あれほどの柿の落ちつくしたる風のふきつのる・昭和十五年・総集編
▽秋風の山家となりおたたまいにち来てくれる・昭和十五年・総集編
▽朝風の月のうつくしく落ちやうとして・昭和十五年・総集編
▽風にみがかれみがかれ澄みわたる月は・昭和十五年・総集編
▽秋風の大きな供花ささげてくる・昭和十五年・総集編
▽秋風 ひらうてタバコのいろいろ味ふ・昭和十五年・総集編
▽秋風の腹いつぱいよばれてもどる・昭和十五年・総集編
▽さやけき風の稲穂のおもさよ・昭和十五年・総集編
▽新墓地正しき墓列の秋の風ふく・昭和十五年・総集編
▽風にさからふとんぼでありわたくしであり・昭和十五年・総集編
▽青柿落ちてゐる落ちる朝風・昭和十五年・総集編
▽晴れて風が身ぬち吹きぬけて澄む・昭和十五年・総集編
▽打つより終る虫の命もろい風・昭和十五年・総集編
▽この秋ことに切ない風ふく・昭和十五年・総集編
▽ポプラに風も秋めいてきた坑木の堆積・総集編
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本ホーページ掲記竅Eハ真・図表断転止。
防府()。