2011年5 24
山頭火 春の旅 (3)

▽暮れておぼろな月かげの宿をさがすとて・昭和9年
▽右は旧道として芽ぶいた木・昭和9年
▽先生のあの頃のことも楓の芽・昭和9年
▽はろばろときて葦の芽や・昭和9年
▽ゆきあたりばつたりの旅で うぐひすしきりに啼いて・昭和9年
▽春の夜のあとからついてくる足音は・昭和9年
▽ずつとかすんで送電塔・昭和9年
▽もう逢へますまい木の芽のくもり・昭和9年
▽花ぐもり春をたべつつ話つづける・昭和9年
▽いつとなくさくらがさいてあうてはわかれる・昭和9年
▽瀬の音の遠くなり近くなり蕗のとう・昭和9年
▽折つて箸とするに芽ぶいてゐる枝・昭和9年
▽旅はなつかしい蕗のとう・昭和9年
▽さくらさくらやぶれたからだをもつてかへろ・昭和9年
▽あれもこれも旅のつかれのさくら音頭・昭和9年
▽わかれて木の芽のまぶしく・昭和9年
▽木の芽草の芽いそがしい旅の雨ふる・昭和9年
▽あすはかへらうさくらがちるちつてくる・昭和9年
▽草山のしたしさを鶯もなき・昭和9年
▽春がきた水音の行けるところまで・昭和9年
▽ひさしぶり話せば ぬくい雨となつた・昭和10年
▽なんと長い汽車が麦田のなかを・昭和10年
▽あてなくあるくてふてふあとになりさきになり・昭和10年
▽芽ぶくものそのなかによこたはる・昭和10年
▽晴れてさくらのちるあたり三味の鳴る方へ・昭和10年
▽人声のちかづいてくる木の芽あかるく・昭和10年
▽草のうららかさよお地蔵さまに首がない・昭和10年
▽椎の若葉もおもひでのボールをとばす・昭和10年
▽雲雀がさえづる地つきうたものびやかに・昭和10年
▽まがれば菜の花ひよいとバスに乗つて・昭和10年
▽寝ころべば旅人らしくてきんぽうげ・昭和10年
▽草ヘ草がなんとなく春めいて・昭和10年
▽かついでおもいうれしい春の穂・昭和10年
▽花に花が てふてふがてふてふに・昭和10年
▽あたたかく日がさすところよい石がある・昭和10年
▽草を咲かせてさうしててふちよをあそばせて・昭和10年
▽あかるくあたたかく水のよいところ・昭和10年
▽水の上はつきり春の雲・昭和11年
▽春風のテープちぎれてただよふ・昭和11年
▽手から手へ春風のテープ・昭和11年
▽春の雪ふるヲンナはまことうつくしい・昭和11年
▽春 画がくところの娘さんたち・昭和11年
▽春風の旗がはたはた特別興行といふ・昭和11年
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本ホーページ掲記竅Eハ真・図表断転止。
防府()。