2012年3月27日
田中大臣

 田中直紀防衛大臣が、中東ゴラン高原での自衛隊の国連平和維持活動に関する失言で、またマスコミ集中砲火を浴びている。この問題は14日の参院予算委員会で、撤退計画を知っていないと発言、26日の再質問に応えて、表紙だけ見ていると答弁したもので、野党の厳しい追及に野田首相が「国を守る自衛隊リーダーとして計画をしっかり読み込んで対応しなければならない」と田中大臣をたしなめる場面もあった。妻の田中真紀子議員の歯に衣を着せぬ鋭い国会での発言を見ているだけに、映像としてテレビに登場する、終始目線を走らせオドオドした夫の田中大臣の態度に、失礼だとは思ったが、家庭生活での力関係を想像してしまった。同じ日、政策討論番組のテレビで参院山口県全区から出ている林芳正議員の壷を外さぬ落ち着いた態度で、答弁している姿に、日本のトップリーダーとしても立派に通じる器の大きさを感じた。勿論、パフォーマンスだけで、内容のない人も政治家の中にはたくさんおり、外見や発言する態度だけで判断するのは問題があるが、国民の目は節穴ではない。1度ならず、2度3度と繰り返されるとやはり資質を疑いたくなる。(耕)
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