2012年3月26日
土地価格

 19日、国土交通省が1月1日現在の全国の地価(1u)を公示した。防府市は相次ぐ工場撤退に加え、経済低迷、市街化調整区域内宅地の開発規制緩和による宅地の供給過剰など、いろいろな負の連鎖が続き、全国的にみても顕著な落ち込み、住宅地、商業地マイナス8%で、連続して県内トップクラスだ。住宅・商業地いずれも、平成4年ごろがピークでその後、連続して落ち込み、高値のときから比べると中心部は約3分の1前後、昭和40年代後半の土地価格になっている。デフレ経済の影響もあるが、周辺部への大型店舗、安売り店の進出が続いており、中心街の商業ゾーンの不振で、商店街は歯抜け状態、貸し店、売り家と空地に赤印を付けると中心街は赤だらけになる。地域の活性化には企業誘致、観光開発なども大きな起爆剤になるが、宇部市、山口市など近隣都市が次々と誘致企業を記者発表しているなかで、どういうわけか防府市ではこの数年来、企業進出の話を聞いていない。全国的に有名な自由律俳人種田山頭火をテーマにした映画作成の話がある。交流人口増加を目標にしている防府市にとって、またとないビッグニュースだ、担当の部署で是非取り組んで欲しい。その前にまず、市長、行政、市議会が我にとらわれず、市の将来、市民の立場を考えて、どこかで共通点を見つけ対立関係を和らげる努力をすることが今、一番必要なことだろう。(耕)
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